家庭菜園たのし

８年ほど前、自然農法がやりたくて、山奥に畑を借りた。
携帯の電波も届かないような場所。たくさん木もあって（栗とか柿とか）なんだか桃源郷のような場所だった。

帰りの電車で、フリーのデザイナーとして仕事をしている人と一緒になって話した。
「競争社会から降りる」みたいなことをその人は言っていた。
あと今問題になっている種子問題についても話していて、
「F1種（１代限りの種）でも採種を５回くらい繰り返すと固定種になる」とも言っていた。
そういえば昔環境汚染による水俣病があったけど、みんなが綺麗な川にしようと努力した結果、今はむしろきれいになって何かの魚の特産地という話を聞いたことがある。
自然ってたくましいんや〜と思って感動した。

その畑は往復で4時間かかるので半年でおわりにした。
今はベランダで家庭菜園をやっていて、最近は毎日のように種をまいている。レタスとトマトとオクラを植えて、芽が出てきている。パクチーとミツバと絹さやは秋から育てていて、大活躍している。
これから、大豆ときゅうりとブロッコリースプラウトを植える予定。
大豆は収穫したら、納豆とか味噌とか作りたい。

スーパーに買いに行かなくてもベランダに行けば、お野菜があるってめっちゃ便利。取れたてはおいしい。

ちなみに絹さやは最近全部枯れてしまったので、撤去した。時期的にまた来年かな〜と思っていたら、ひとつだけ芽が出てきた。知らぬ間にタネが落ちて発芽していたらしい。ちょと感動。