片山洋次郎さん
ある時期、原因不明の体調不良が続いた。病院をはしごしたけど、原因もわからず、最終的に漢方薬を処方してくれる病院に行って体調がよくなった。その時からわたしは東洋医学に傾倒するようになった。整体の本もよく読んでいる。何人か好きな人がいる。めちゃめちゃおもしろい。自己啓発本とかより、整体の本読んだ方が、よりよく生きられる方法が見つかる気がする。
まわりの人と整体の話をすることってあまりなくて、たまにお役立ち情報を教えたりすることはある。一度いつも謎に具合が悪い人に本を貸したら、「よくわからない」と言われた・・。なので自分の中だけで完結していた。
ある時鍼の先生(もちろん先生も整体の技術をお持ちである)にここぞとばかりに整体のことについて語ったら、「マニアックですねぇ・・」と言われてしまった。そして整体の専門雑誌(もちろん書店などでは置いてない)を紹介された。
専門の人にそう言われてしまうということは結構自分の中に吹き溜まっているのではないか・・そうだ、ブログに書こう!と思いたって今書いている。
中でも一番しっくりくる好きな人が片山洋次郎さん。
本は何度も読んだ。目から鱗のことがたくさん書いてある。そして不思議と心地よさがあり、読んでいるだけで、体がゆるんでいくような気がする。この人の本を読んでから、自分の体の乗りこなし方が少し見えてきた気がしている。
一度ワークショップにも行った。
息子さんも一緒にやってらして、息子さんは具体的に「もうちょっとこの辺を・・」という感じで指導されていた。
先生はどの人に対しても「いいですねぇ」と静かにおっしゃっていたのが印象的だった。きっといつか正解に辿り着くから、今は多少違っていてもこれでもいいのだというふうにわたしは受け取った。先生は本を読んだ時の印象と同じ、いるだけで心や体がゆるむような不思議な方だと思った。